がん検査キット
大腸がん検査キットは薬局で買える?商品の買い方や陽性の時の対応方法
大腸がん検査キットは薬局で買える?商品の買い方や陽性の時の対応方法
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大腸がん検査キットのおすすめは?検査精度や高リスク判定時の対処法も解説

大腸がんは様々な癌種別の中でも特に罹患数が多いことから、こまめに検診を受けたいと考える方も少なくありません。

そして、最近はがん検査キットで手軽に罹患のリスクを判定できますが、「大腸がん検査キットが薬局で買えるかわからない」「具体的な精度を知りたい」と疑問を抱くケースもあるでしょう。

この記事では、大腸がん検査キットを購入できるサービスやおすすめの製品などを解説します。

SUGUMEの大腸がんリスク検査キットがウエルシア薬局で販売中(2024年10月更新)

SUGUME(スグミー)大腸がんリスク検査キット

ドラッグストアチェーン「ウエルシア薬局」全国の店舗にて8月7日にて、SUGUMEの大腸がんリスク検査キットの販売がスタートしました!(2024年10月22日更新)

今まで薬局で購入できなかった大腸がんに特化したがん検査キットが、ウエルシア薬局で購入できます。

プレスリリース:ドラッグストア業界初!『SUGUME(スグミー)』の自宅でできて、その場ですぐわかるヘルスケア検査キット、 ドラッグストアチェーン「ウエルシア薬局」全国の店舗にて8月7日より販売開始!

大腸がん専用の検査キットは薬局などの店舗で取り扱いされていない(2024年7月現在)

大腸がん専用の検査キットは薬局などの店舗で取り扱いされていない(2024年7月現在)

2024年7月現在、大腸がんに特化した検査キットは薬局で販売されていないようです。

将来的に取り扱う可能性もありますが、すぐに利用したい場合は他の購入方法を検討した方が良いでしょう。

ただ、大腸がんも含めた癌種別を検知できる検査キットは一部扱っているケースがあります。

次の章で詳しく見ていきましょう。

線虫がん検査N-NOSE®(エヌノーズ)は薬局で購入可能

線虫がん検査N-NOSE®(エヌノーズ)は薬局で購入可能

大腸がんに特化した検査キットは薬局で販売されていませんが、大腸がんを含む幅広いがん種別のリスクが調べられるN-NOSE(エヌノーズ)は薬局で購入できます。

このN-NOSEは東京大学などをはじめとする大学・研究機関が開発に携わっており、「線虫」という生物を用いた世界初の検査キットとして注目を集めています。

  • 税込料金:16,800円(定期購入15,800円)
  • 検査可能な癌:口頭・咽頭がん、食道がん、肺がん、大腸がんなど15種類
  • 検査方法:尿を採り最寄りの検査機関(クリニックなど)へ提出
  • 検査期間:検体到着から約4〜6週間後

参考:世界初の線虫がん検査|N-NOSE

2020年の販売スタートから約4年程度で50万人以上に利用され、取得特許は20を超えていることから、高い人気を誇る検査キットといえるでしょう。

尿で手軽に検査できるメリットもある一方、採尿から4時間以内に最寄りの検査機関へ提出する必要があり、集荷を依頼する場合は別途2,200円(税込)発生する点にも注意しなければなりません。

ネットで購入・予約できる大腸がん検査キット商品5選

ネットで購入・予約できる大腸がん検査キット商品5選

2024年現在、大腸がん検査キットは薬局ではなくネットで予約・購入するのが基本です。

今回は数ある中でも特に人気が高い製品を5つピックアップしました。

  • miSignal(マイシグナル)
  • DEMECAL(デメカル)
  • GME
  • 便潜血 大腸がん検査(森山環境化学研究所)
  • SUGUME(スグミー)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

miSignal(マイシグナル)

miSignal(マイシグナル)

miSignalは、AIによる検査技術を組み合わせたがん検査キットです。

マイクロRNAと呼ばれる生体物質から癌のリスクを判定し、大腸がん以外にも食道がん、乳がんなどに対応しています。

この検査キットの開発には約30の大学病院やがん研究センターが携わっており、ステージ1でも検知することが可能です。

  • 税込料金:16,000円〜69,300円
  • 検査可能な癌:食道がん、乳がん、卵巣がん、大腸がん、肺がん、胃がん、膵臓がん
  • 検査方法:採尿をして検査機関へ提出
  • 検査期間:検体提供から一ヶ月以内

なお、miSgnalには以下2つのタイプもあり、いずれも安価ではあるものの、スキャンより検査の精度は低い印象です。

  • ライト:全身をチェックできる一方、がん種別の特定はできない
  • ナビ:将来的に罹患しやすい癌を予測する

一つの検体で7種のがん種別を効率的にリスクを調べたい場合は、スキャンを選びましょう。

参考:マイクロRNAがん検査キット|miSignal

DEMECAL(デメカル)

DEMECAL(デメカル)

DEMECALは、血液から大腸がんなどのリスクを判定する検査キットです。

p53抗体などの成分から様々ながん種別を検知することが可能で、前立腺や子宮がんといった性別特有の癌に特化したタイプもあります。

  • 税込料金:12,100円〜
  • 検査可能な癌:食道がん、肺がん、肝臓がん、胃がん、大腸がん、卵巣がん、子宮がん、乳がん(女性用)、前立腺がん(男性用)など
  • 検査方法:専用器具で採血後に検査機関へ提出
  • 検査期間:検体提供から3〜5営業日

ランセットという器具で採血する必要はありますが、豆粒程度の血液量で済むため、一般的ながん検診より負担は少ないでしょう。

販売開始から20万個もの利用実績があり、厚生省から管理医療機器としての承認も取得している製品となります。

参考:郵送型血液検査サービス|DEMECAL

GME

GME

GMEのがん検査キットは、大腸がんに加え、胃がんや肺がんのリスクも一度にチェックすることができます。

高度医療機器販売業や登録衛生検査所の認可も受けているので、信頼性についても申し分ないでしょう。

  • 税込料金:14,510円〜16,430円
  • 検査可能な癌:大腸がん、胃がん、肺がん
  • 検査方法:専用器具で採便後に検査機関へ提出
  • 検査期間:検体到着から4日程度

GMEは一般的な検便とほぼ変わらない手順で実施可能な一方、2日に分けて採取する必要があります。

採便に失敗した場合、替えの検査キットが無料でもらえる点も初心者向きといえます。

参考:男女共通オススメがん検査|GME

便潜血 大腸がん検査(森山環境化学研究所)

便潜血 大腸がん検査(森山環境化学研究所)

森山環境化学研究所が提供する大腸がん検査キットは、検体到着から最短3営業日でリスク判定が可能です。

この大腸がん検査キット便潜血の2回法を採用しているため、2日に分けて採便する必要はありますが、3,030円(税込)という低コストで購入できる点は大きなメリットでしょう。

  • 税込料金:3,030円
  • 検査可能な癌:大腸がん
  • 検査方法:専用器具で採便後に検査機関へ提出
  • 検査期間:検体到着から最短3日

なお、同社は腸内細菌検査に特化しており、大腸がん以外のがん種別には対応していません。

もしその他のがんリスクも調べたい場合は、他社の検査キットも組み合わせてみてください。

参考:有限会社森山環境科学研究所| 便潜血 大腸がん検査(2回法)

SUGUME(スグミー)

SUGUME(スグミー)大腸がんリスク検査キット

SUGUME(スグミー)は一般的な検査キットと異なり、その場でリスク度合いがわかるセルフチェックタイプの製品です。

検査精度は98%を誇り、ユーザーのニーズに応じて個人・法人用プランを設けています。

幅広い癌種別や感染症に対応しているものの、それぞれ一種類しか判定できないので、購入時は仕様をよく確認しましょう。

  • 税込料金:単品4,980円、法人向け定期購入約10,000円/一人あたり年間(最低10人〜)
  • 検査可能な癌:大腸がん
  • 検査方法:専用器具で検体採取後にセルフチェック
  • 検査期間:最短5分〜15分程度

なお、SUGUMEの大腸がん検査キットは少量の便でリスク判定ができるため、採血が苦手な方でも気軽に利用することが可能です。

検査キットの価格も比較的安価であり、継続するうえでも経済的な負担を抑えられるメリットがあります。

参考:大腸がんリスク検査キット|SUGUME

自宅でリスクを発見できる大腸がん検査キットの精度はどれくらい?

自宅でリスクを発見できる大腸がん検査キットの精度はどれくらい?

通常のがん検診よりも簡易的とはいえ、大腸がん検査キットの精度は80〜90%後半とかなりの高水準です。

大腸がん検査キットはあくまで癌のリスク判定のみにはなりますが、定期的に実施することで早期発見の確率を飛躍的に高めることができるでしょう。

ただ、どのがん検査キットも100%の精度を保証しているわけではないため、仮に低リスク(陰性)がでたとしても、以下のような場合は早期発見のために医療機関で検診を受けるのがおすすめです。

  • 発熱や倦怠感を感じる
  • 腹痛や吐き気がある
  • 食欲がない など

また、単純に大腸がん検査キットのリスク判定だけでは不安な方も同様、医師の診断を受けてみてください。

高リスクが出たら医療機関に問い合わせて検診を受けましょう

高リスクが出たら医療機関に問い合わせて検診を受けましょう

もし、大腸がん検査キットを使用して高リスク判定がでた場合、その検査結果を持って速やかに医療機関でのがん検診を受けましょう。

ただ、多くの検査キットには以下のようなデメリットがあるため、基本的には全身に対応した精密検査を受けるのがおすすめです。

  • 癌種別の特定までできないことがある(検査キットによる)
  • 癌の進行度までは解析できない
  • 癌の確定診断は行えない

なお、医療機関でのがん検診は基本的に自費負担となりますが、大腸がん検査キットによっては見舞金がもらえるケースもあります。

アフターサービスの充実度ならSUGUME+がおすすめ

たとえ検査キットで高リスク判定がでても、その後のがん検診は自費負担になるのが基本です。

ただ、この記事でおすすめしたSUGUMEの法人向けサービス「SUGUME+」なら、オンライン診断と医療機関での確定診断がでた際に5万円の見舞金が支給されます。

法人単位で最低10人の契約が必要ですが、社員一人につき年間200ポイントが付与され、大腸がんをはじめとする検査キットを一個あたり60ポイントで交換できます。

年間費用も約1万円(社員一人)と安く、一度に最大3種の癌や感染症リスクが調べられるので、個人プランよりも経済的負担を抑えられるでしょう。

SUGUME+には、他にも以下のようなメリットがあります。

  • 24時間いつでも専門家に相談できる
  • 社員の家族もポイントで検査キットを交換できる
  • 健康経営優良法人の認定が受けられる など

このSUGUME+は法人でなければ契約できないものの、福利厚生の充実や社員・家族の健康管理、サポート体制などが充実しています。

高リスク判定後もお得にがん検診を受けたい場合は、ぜひ参考にしてください。

記事まとめ

記事まとめ

この記事では、大腸がん検査キットを購入できるサービスやおすすめの製品などを解説しました。

2024年7月現在、大腸がん検査キットを扱っている薬局はありませんが、様々ながん種別に対応したエヌノーズなら購入できます。

その他の製品もネット経由で手に入るため、誰でも気軽に癌のリスクを調べられるでしょう。

また、今回おすすめしてきた検査キットの中でも、SUGUME+はアフターサポートが大変充実しています。

がんは早期発見・早期治療が非常に重要です。

SUGUME+の場合は、確定診断後に5万円の見舞金ももらえるので、法人の場合はこの機会にご検討ください。

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スグミーノート編集部
自宅で簡単にがんリスクや様々な病気リスクをチェックできる検査キット、SUGUME。
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