がん検査キットの値段・特徴は?購入前のチェックポイントも解説
癌は日本人の約半数が罹患する身近な病ですが、医療技術の発展に伴い、近年はより安価ながん検査キットなどで手軽にリスク判定できるようになりました。
しかし、「がん検査キットごとの値段が知りたい」「できる限り安いがん検査キットが欲しい」と悩む方も少なくありません。
本記事では、人気が高いがん検査キットの値段や具体的な選び方などを解説するので、ぜひ参考にしてください。
癌の早期発見に役立つがん検査キットの値段を一覧で比較!
SUGUME | N-NOSE | miSignalスキャン | ketsuken | DEMECAL | |
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値段 | 単品4,980円、法人向け定期購入約10,000円/一人あたり年間(最低10人〜) | 16,800円(定期購入15,800円) | 16,000円〜69,300円 | 20,460円 | 12,100円〜 |
検査項目 | 大腸がん、子宮頸がん、乳がん、膵臓がん、前立腺がん、膵臓がん、肺がん、胃がん | 口頭・咽頭がん、食道がん、肺がん、大腸がんなど15種類 | 膵臓がん、食道がん、乳がん、卵巣がん、大腸がん、肺がん、胃がん | 乳がん、卵巣がん、子宮がん、 大腸がん、肺がん、子宮筋腫、子宮内膜症、肝硬変、肝炎、胆石症 など | 食道がん、肺がん、肝臓がん、胃がん、大腸がん、卵巣がん、子宮がん、乳がん(女性用)、前立腺がん(男性用)など |
検査方法 | 尿を採取後、専用器具に滴下してセルフチェック | 尿を専用容器に入れて最寄りの検査機関へ郵送 | 採取した尿を検査機関へ郵送 | 血液を採取後に検査機関へ郵送 | 血液を採取後に検査機関へ郵送 |
人気がん検査キットの値段と特徴
次は、人気がん検査キットの値段や特徴を詳しく見ていきましょう。
- SUGUMEの値段・特徴
- N-NOSE(エヌノーズ)の値段・特徴
- miSignal(マイシグナル)スキャンの値段・特徴
- ketsukenの値段・特徴
- DEMECAL(デメカル)の値段・特徴
がん検査キットの値段などをもとに、無理なく継続していけるものを選んでみてください。
SUGUMEの値段・特徴
SUGUME(スグミー)は、たった数滴の血液でリスク判定することができるがん検査キットです。
最短5分ほど待てばその場で検査結果がわかるので、スピーディーに癌を調べたい方には特に重宝するのではないでしょうか。
- 値段:単品4,980円、法人向け定期購入約10,000円/一人あたり年間(最低10人〜)、送料無料
- 検査項目:大腸がん、子宮頸がん、乳がん、膵臓がん、前立腺がん、膵臓がん、肺がん、胃がん
なお、SUGUMEは幅広いがん種別に対応している一方、がん検査キットあたり1種類の癌しか判定できません。
とはいえ、値段は約5,000円と比較的安価なので、1年単位でがん種別ごとにローテーションすれば、ある程度コストを抑えつつ健康管理や癌の早期発見が目指せるでしょう。
N-NOSE(エヌノーズ)の値段・特徴
N-NOSEは癌の臭いに反応する「線虫」を使った世界初のがん検査キットであり、少しの尿で15種類のがん種別が一度に検査することができます。
値段はやや高額ですが、N-NOSEなら複数のがんリスクを自宅で効率的に調べられるため、コスパについては比較的優秀な水準に入るでしょう。
- 値段:(定期購入)15,800円、(単品購入)16,800円、送料無料
- 検査項目:口頭・咽頭がん、食道がん、肺がん、大腸がんなど15種類
N-NOSEは採尿で負担なく取り組めるメリットもある一方、結果がわかるまでに1ヶ月ほどかかる点には注意してください。
miSignal(マイシグナル)スキャンの値段・特徴
miSignalスキャンは、癌の特定に役立つ「マイクロRNA」を用いたがん検査キットです。
値段はやや高額ですが、自宅で手軽に受検することができるため、より少ない負担で癌を早期発見したい方には特におすすめと言えます。
- 値段:16,000円〜69,300円、送料無料
- 検査項目:膵臓がん、食道がん、乳がん、卵巣がん、大腸がん、肺がん、胃がん
miSignalスキャンでは、よりリーズナブルに癌のリスクを調べられる検査キットも販売されています。
それぞれの特徴を把握したうえで、予算や目的にあったものを選んでみてください。
参照:尿のマイクロRNAをAIで解析 がんリスク検査|miSignalスキャン
ketsukenの値段・特徴
ketsukenは性別ごとにがん検査キットが分かれており、胆石症などにも対応しています。
とはいえ、「女性向けがん検査」では乳がん・子宮がんに加え、子宮筋腫なども自宅で一度にチェックすることができるため、大きな手間はかからないでしょう。
- 値段:20,460円、送料無料
- 検査項目:乳がん、卵巣がん、子宮がん、 大腸がん、肺がん、子宮筋腫、子宮内膜症、肝硬変、肝炎、胆石症 など
検査キットは別個で購入する必要がありますが、生活習慣病に特化した製品も販売されています。
ただ、少量でも血液を採取する必要があるので、注射などが苦手な方は慎重に検討しましょう。
DEMECAL(デメカル)の値段・特徴
数多くの法人や医療機関で採用されているDEMECALは、利用実績20万個を誇るがん検査キットです。
がん種別によっては検査キットが分かれていますが、値段は比較的リーズナブルなので、継続するうえでの負担も小さいでしょう。
- 値段:12,100円〜、送料無料
- 検査項目:食道がん、肺がん、肝臓がん、胃がん、大腸がん、卵巣がん、子宮がん、乳がん(女性用)、前立腺がん(男性用)など
血液を採る手間はあるものの、自宅から検査機関に郵送するだけで完結します。
厚生省からの承認も得ているため、信頼性を重視する方におすすめの製品です。
費用以外に見るべき検査キット商品の簡単なチェックポイント
がん検査キットを選ぶ際は、値段以外に以下のようなポイントも注意することが大切です。
- 検査の精度
- 採用している検体
- 対応しているがん種別
- アフターフォローの有無
それぞれ詳しく見ていきましょう。
検査の精度
がん検査キットを選ぶ際は、値段に加えて検査精度もチェックするのがおすすめです。
昨今の製品はいずれも高い精度を誇り、がん検査キットごとの差はそこまで大きくありません。
ただ、より信頼性が高く、健康管理や早期発見に役立つがん検査キットを求めるなら、少しでも検査精度が高水準なものを選ぶと良いでしょう。
なお、どのがん検査キットも100%の精度を保証しているわけではないので、たとえ高精度であっても鵜呑みにせず、実際の症状なども加味して判断してみてください。
採用している検体
がん検査キットは採用している検体も異なるため、自分が無理なく採取できるかも確認する必要があります。
採血が苦手な方は採尿タイプのがん検査キットが向いていますが、さらに手軽に実施したいなら唾液で検査するものがおすすめです。
がん検査キットは定期的に利用することで早期発見率を高めることができるので、中長期的に継続していく前提で選んでみてください。
対応しているがん種別
対応しているがん種別も、がん検査キットを選ぶうえでは重要なポイントです。
製品ごとにリスク判定できる癌は異なるため、必ず自分が早期発見したいがん種別に対応したものを購入しましょう。
なお、同じ企業のがん検査キットでも検査可能な癌が分かれていることがあるので、選定する際はその点も注意してみてください。
アフターフォローの有無
がん検査キットによっては、確定診断時の見舞金や24時間の相談窓口といったアフターフォローを提供していることがあります。
高リスク判定時は専門の医療機関を紹介してもらえるケースもあるため、事前に確認して値段なども踏まえながら総合的に判断しましょう。
記事のまとめ
がん検査キットは癌の早期発見や健康管理に役立ちますが、定期的に受検するには経済的に無理のない値段の製品を選ぶ必要があります。
しかし、がん検査キットごとに詳細なサービスは異なり、使用感などにも差がでることもあるため、値段も踏まえたうえで総合的な観点から選んでみてください。
中でもSUGUMEは多彩ながん種別をリーズナブルに調べられます。
血液だけでなく、尿、便など検査方法も多岐にわたるため、リスク判定したい癌がある方は、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみてください。
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