SUGUME検査キットは、既存の検査と取って代わるものではなく、本来の制度への架け橋です。
- はじめに:最新がん統計のまとめ(以下は「最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計]」から抜粋)
- がんの基礎知識をおさらい
- 感染症と感染によるがんについて
- SUGUME 感染症・がん検査キットの種類別、推奨の検査頻度やタイミング
- 子宮頸がんリスク検査キット(非侵襲性:ハルン「=尿」)プレートに滴下
- 乳がんリスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
- 前立腺がんリスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
- 胃がんリスク(ピロリ菌)検査キット(非侵襲性:便)コロナキットのようなプレートに溶液に入れた便を滴下
- すい臓がんリスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
- 大腸がんリスク検査キット(便)コロナキットのようなプレートに溶液に入れた便を滴下
- 肝臓がんリスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下・B型肝炎リスク検査キット/C型肝炎リスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
- 梅毒リスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
- この記事について
- がん検診の受診間隔
- 最後に
はじめに:最新がん統計のまとめ(以下は「最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計]」から抜粋)
最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計]
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
- 2020年に新たに診断されたがんは945,055例(男性534,814例、女性410,238例)※性別不詳があるため男女の合計が総数と一致しません。
- 2022年にがんで死亡した人は385,797人(男性223,291人、女性162,506人)
- 2009~2011年にがんと診断された人の5年相対生存率は男女計で64.1 %(男性62.0 %、女性66.9 %)
- 日本人が一生の内にがんと診断される確率は(2020年データに基づく)
男性62.1%(2人に1人) ← 3人に2人と言えるのでは!?
女性48.9%(2人に1人) - 日本人ががんで死亡する確率は(2022年のデータに基づく)
男性25.1%(4人に1人)
女性17.5%(6人に1人)
がんの基礎知識をおさらい
- がんは稀少がんを含めると200種類近くあります。
- その中から、政府が自治体と連携して実施しているがん検診は、科学的な根拠に基づき5種類(肺がん、大腸がん、胃がん、乳がん、子宮頸がん)です。男性は3種類が対象となります。参考:企業の定期健康診断にがん検診は含まれていません。一部の企業が健康保険組合を通じて任意に人間ドックを実施しています。
- 日本のがん検診は二次予防(がんを早期に発見し治療する)が中心です。一方、先進諸外国では一次予防(がんを予防する)政策を講じています。例:ピロリ菌除菌、禁煙 等
- 既存のがん検診で6割のがんをカバーできると言われています。
- 2023年15か国におけるヘルスリテラシー調査において、日本は最下位の15位でした。
- がんの遺伝的要因は全体の約5%程度。
- がんの原因の第1位は感染で17%(喫煙、受動喫煙含は15%で第2位)です。主に「胃がん:H.ピロリ菌」「子宮頸がん:HPV」「肝臓がん:B型/C型肝炎ウイルス」他。
- 女性特有のがん(主に乳がん、子宮頸がん)は若年化傾向にあります。
- 乳がんは40代が発症のピーク、子宮頸がんは30代が発症のピークとなっています。
- 子宮頸がんは「Mother Killer(マザーキラー)」とも呼ばれ、小さな我が子を残して人生を先に終えてしまうことがあります。
- 労働者の病気による死亡原因の9割はがん。
- 小さな子供のいる若い世代の5万人以上が がんを発症し、その子供およそ9万人でがんを発症。
- がんは不治の病ではなくなりました。早期発見では9割以上が治癒しています。
- がんと聞いて、診断された3割が退職。正しい知識で早まらないで。
感染症と感染によるがんについて
「胃がん」「子宮頸がん」「肝臓がん」の3つのがんには明確な感染原因があります。
1. 胃がん
- H.ピロリ菌感染が98-99%
- 感染経路:井戸水の使用や、冷蔵庫がない等の公衆衛生が悪かった時代の生活環境、親から乳幼児への離乳食の口移し(親の愛情)等
2. 子宮頸がん
- ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が100%の原因
- 感染経路:性交渉
3. 肝臓がん
- B型またはC型肝炎ウイルス感染が6~7割
- 感染経路:過去の非加熱製剤使用(主に入院、手術時の止血剤)や注射針の使い回し等
対策
ピロリ菌は大人は感染しません。
BやC型肝炎ウイルスは日常生活では感染しないと言われています。
よって、どちらも生涯に1回の検査として現状を確認しておく事が推奨されています。
感染が確認された際は専門医に医療保険で受診することができ、専門医の診断(精密検査)で感染が確定(診断)されれば適切な治療がなされます。
ピロリ菌は3種類の薬剤を一週間服用する事で通常は除菌されます。除菌確認の検査まで行うことが必須です。
除菌失敗のケースが1〜3割程度あります。その際は薬剤を変えて2次除菌を行います。
除菌失敗の理由は高齢、除菌期間中の飲酒や喫煙です。
C型肝炎は早期で条件が合えば3ヶ月程度の薬剤処方で治癒できる時代となりました。
国により制度化されているので、各種公的サポートが受けられるようです。
子宮頸がんは若年化(30代がピーク)が気がかりです。
晩婚化、高年齢出産が原因ですが、新しい家族が出来た直後に人生を終える、悲しい事態を避けたいです。
子宮頸がんはHPV感染が原因ですが、比較的自然治癒します。必要以上に不安がらず婦人科を受診して頂きたいです。
性交渉のある女性の生涯85%以上が感染すると言われています。
このウイルスは男性にも症状を出します(癌の症状はないようです)。
SUGUME 感染症・がん検査キットの種類別、推奨の検査頻度やタイミング
- 子宮頸がんリスク検査キット
- 乳がんリスク検査キット
- 前立腺がんリスク検査キット
- 胃がんリスク(ピロリ菌)検査キット
- すい臓がんリスク検査キット
- 大腸がんリスク検査キット
- 肝臓がんリスク検査キット
- B型肝炎リスク検査キット/C型肝炎リスク検査キット
- 梅毒リスク検査キット
子宮頸がんリスク検査キット(非侵襲性:ハルン「=尿」)プレートに滴下
女性の社会進出・少子化対策・健康経営の折、女性職員や奥様、お母さん、お嬢様などご家族と女性のパートナーである男性のヘルスリテラシー向上を目的に。
子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)の100%感染症です。
原因が判明しているため、対策を講じることができる感染症由来の「がん」です。
子宮頸がんの政府の予防対策として、2023年度から9価ワクチン接種を導入し再勧奨していますが、対象者の接種率は低迷していると聞きます。
また、子宮頸がん検診は20歳から自治体で受診できますが、その検査は痛い。
時に出血。
恥ずかしい。
股を広げてスワブを膣に挿入する検査のため、はじらいの心理が働き受診率が低迷しているようです。
若い世代には受け入れがたいと聞きます。
子宮頸がんは20歳代から発症し始め、若くして30歳代-40歳代が発症のピーク。
女性特有のがんは「若いから大丈夫」とは言えません。
若年化が社会問題となっています。
企業の視点から見ると、「在職中」であることがとても大きな課題と言えます。
ひとたび社員で発症すれば、不安と、企業に対する社会的な立場など、健康がその企業の価値を創造する時代に反します。
がん対策は、企業への義務付けが検討されている中で、健康経営として企業の「(付加)価値」を高めることができます。
SUGUME(スグミー)検査は「気づき」から行動変容を起こす。簡易だから多くの方が実施でき、しかも早期に問題を発見して解決に導きます。
検体はハルン(尿)のため非侵襲(痛くなくて簡単)。
しかも「即時リスク判定」のため、誰にも知られずにその場で結果を知ることができ、ヘルスリテラシー向上に寄与します。
子宮頸がんは若くして命を奪うことから、結婚して間もない、子供を産んですぐの女性の人生を終わらせてしまう。
別名「Mother Killer」。
子供を残して人生を先立つ、といった悲しみをなくしたい。
性交渉経験のある女性において、生涯85%は感染すると言われているヒトパピローマウイルス。
多くは自然消滅(自然治癒)するため、正しい知識と行動で過剰に心配することはありません。
年間約10,000人もの発症。
そして年間約3,000名の命を奪う。
悲しい事例を回避するために、原因が感染症と判明し、WHOはじめ世界の専門学会で科学的な根拠のある対策を実施して頂きたい。
- 検査の回数は生活環境にもよりますが、年間1回がおすすめです。
- 性の営みが多いようでしたら複数回。
- 本来であれば公的検診を定期的に受診して頂きたい。
- しかし、受診が途切れる。
- または、年1回で不安な場合は角度を変えたSUGUME検査を行い、2重に確認。
- 検査期間を短縮するなどを提案します。
乳がんリスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
国民的漫画の、日曜夕方放送の魚介系のお名前でおなじみの大家族であった時代と異なり、少子化・核家族化が進む現在、女性特有のがんが若年化していることをご存じでしたでしょうか。
乳がんの検査はマンモグラフィーやエコー(超音波)検査の前に自身でできる「触診」という手法があります。
ただ、どこがどのようになるかの基本知識なしに、漫然と乳房を触っているだけではいけません。
乳がんは40歳代が発症のピーク。企業では働き盛りの在職中。
女性で最も発症頻度の高い「がん」です。
晩婚化に伴い、高年齢出産によるホルモンの長期間の影響で、発症の若年化が進んでいることが分かりました。
当検査は腫瘍マーカー検査にて感度、特異度についての理解が必要ですが、角度を変えた検査が時に人生を左右します。
- 本来であれば公的検診を定期的に受診して頂きたい。
- しかし、受診が途切れる。
- または、年1回で不安な場合は角度を変えたSUGUME検査を行い、2重に確認。
- 検査期間を短縮するなどを提案します。
前立腺がんリスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
男性のがん罹患率トップが前立腺がん。年間9万人を超えます。
男性はおよそ生涯3人に2人(65.5%)が「がん」に罹患する時代です。
政府推奨のがん検診は肺、胃、大腸、乳がん、子宮頸がんの5つ。
今までは「高齢になれば前立腺がんになるもので、前立腺がんで亡くなることはない」と言われていましたが、近年、寿命の延伸に伴い3万人以上の方が前立腺がんで亡くなっています。
国の制度化(治療による延命効果等の科学的な検証)がされていないと言われる中、自治体の約6割がこのPSA検査を実施。
大手企業や健康保険組合もPSA検査を実施しているケースが多く見受けられます。
泌尿器科の専門医の先生や、WHO等国際的にはPSA検査は推奨されているようです。
腫瘍マーカー検査は通常、健常人が行うべきではない。
がん罹患者の簡易な継続検査として臨床現場では運用されてきましたが、前立腺がん(PSA)検査は特異性と感度が他の腫瘍マーカー検査と比し、その精度が高いと言われています。
対策型検診(集団検診)は集団全体のリスクを下げることが目的ですが、個人としては自らの1つの命を守らなくてはなりません。
検査実施におけるメリットとデメリットを十分学んでいただき、これからの中高年男性はぜひ実施したい検査ですね。
ちなみに前立腺がんと前立腺肥大症とは異なります。
- これを機会に正しい知識を学び、年1回は検査を定期的に受診して頂きたいです。
- 一定年齢に達すれば、全国で6割と限定的ではありますが、公的検診を定期的に受診して頂きたい。
- しかし、受診が途切れる。
- または、年1回では不安な場合は角度を変えたSUGUME検査を行い2重に確認。
- 検査期間を短縮するなどをご提案致します。
- ただし、何らかの症状がある場合はかかりつけ医や専門医の受診を最優先で受けましょう。
胃がんリスク(ピロリ菌)検査キット(非侵襲性:便)コロナキットのようなプレートに溶液に入れた便を滴下
先に述べます。原則生涯に1回の検査です。
胃がん発症の98%以上の原因はH.ピロリ菌感染と言われています。
世界では胃がんは稀な病気とされていますが、東アジアに生息するH.ピロリ菌は強毒性であることが判かり、我が国は中国に次いで稀に見る胃がん大国となっています。
この発見はWHO、消化器専門医でエポック(画期的)な評価を受けています。
これにより対策型(会社が行う)検診として、胃透視(バリウム)検査を全員が毎年する必要はありません。
ピロリ菌未感染者(生まれて今まで感染しなかった人)は生涯胃がんになるリスクは極めて低く、費用対効果(公衆衛生学)的にローリスク者として集団での定期検査の受診は不要と考えられています。
個人はデメリットが上回る検査受診を回避することで負担軽減が得られ、企業はこれにかかる検査費用を生涯大幅削減できるメリットが得られる三方良しの推進すべき事業と考えられています。
ちなみに大人はH.ピロリ菌に通常感染しないため、「生涯1回の検査」と言われています。
自治体によっては、生涯1回の検査を中学生(全国約110校)から実施していたり、先進的な企業では入社時前に実施しています。
これにより、今後定期的に発生していたバリウム費用を削減するだけでなく、H.ピロリ関連疾患の予防(胃炎=腹痛の改善や認知症予防)につながり、プレゼンティイズム(本来の状態で業務が行えない状態)を回避し、新入社員は会社への信頼得、企業は生産性向上の期待が上がり、成果の見える健康経営施策が業績と株価を高めるという両者のメリットを享受しています。
H.ピロリ菌の高齢者への感染率は極めて高く、H.ピロリ感染性胃炎から委縮が進む中、その感染者が喫煙、塩分摂取、糖尿病、ストレスを持っている場合は症状がさらに惹起(じゃっき)=増悪(ぞうあく)化すると言われています。
大手運送会社各社は、この学問を知った直後に全社で検査を実施。
胃がん対策というよりは、健康経営(ストレス対策)として実施したとも考えられます。
プレゼンティズム(=生産性が低い状態で働いて)いたドライバーは時間に追われ、日々渋滞でストレス過多のため、ピロリ菌除菌で本来の健康を得ることができ、ご飯もおいしく頂けるようになったそうです。
胃薬を服用されている方は、胃薬が不要となることでしょう。
すでに国民の1,000万人近くがH.ピロリ菌の除菌(保険適用)を終えているようです。
SUGUME検査は便中抗原として検査精度は高く、現感染確認となります。これを知ったあなたはいつ検査を実施されますか?
追伸、近年の研究成果から、H.ピロリ菌の確認検査は便中抗原に期待が寄せられています。
その理由は、胃酸抑制剤のPPI(プロトンポンプインヒビター)の服用でピロリ菌各種検査の数値に影響を及ぼしていることの判明。
非常に優れた薬剤だけに処方の適用も広く、多くの方が服用し、抗体検査や尿素呼気検査、内視鏡による迅速ウレアーゼ法などで影響がでて専門医では問題視され、治療における書籍で2024年度11月にガイドラインが改定されました。
便中抗原は、影響がなく安心した精度が提供されると言われています。
抗体検査の抗体とは体の免疫反応を見る為、幾分の誤差がありますが、便中抗原は菌そのものを検知するため、感度は高いと言えます。
これに加えて抗体は除菌しても直ぐには下がりません。
人によっては何年もかかる様に個体差が出ます。
しかし、便中抗原は、「いるか」or「いないか」が明確です。もちろん検査に100%はありませんが。
精度も使い勝手も高く、専門学会で抗原検査が見直されています。
すい臓がんリスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
公的機関からも、すい臓がん検査について前向きな発言が増えています。
公的検診にすい臓がん検査はありませんが、すい臓がんは年間44,000人以上発症し、34,000人もの方が亡くなられています。
極めて進行が早く、見つけづらいがんの1つとして急増中です。
ついに胃がんを越えてがんの死因3位となっています。
コロナ禍の在宅勤務で飲酒機会が増えたこともその原因の1つのようです。
急な糖尿病の発症。
糖尿病の増悪。
膵炎の発症や親近者にすい臓がん患者がいる場合は要注意と聞きます。
繰り返しとなりますが、すい臓がんは臓器の裏側にあり発見しづらい。
しかも発症後の進行が早い。検診に追加したい項目ですね。
ヘルスリテラシーの高い方には高い価値を提供することとなります。
SUGUME腫瘍マーカー検査にて特異度、感度について理解が必要です。
がんには症状がありません。
定期的なかかりつけ医や専門医の受診が重要です。
- 生活、環境要因により検査の実施回数は難しいところですが年1回。
- または年2回程度実施しておきたいですね。
大腸がんリスク検査キット(便)コロナキットのようなプレートに溶液に入れた便を滴下
大腸がんは、男女合わせて最も発症の多いがんです。死亡者数も第2位です。
会社や自治体の健診では、自宅で便を採取して健診センターに健診当日に便を持参していましたね。
SUGUMEの大腸がん検査キットはまったく同じです。違いは便を採取したその場で結果が分かる。
米国の研究ではありますが、大腸内視鏡検査と比べ、便潜血検査の精度は非常に高く信頼できるとの発表がされました。
では何故でしょうか!?
便潜血検査は名称の通り、便に血液がついているかを確認する検査ですので、がんを見つける怖い検査ではありません。
大腸で便が生成される際に血液が混じる工程が無いからです。
大腸に血液が混じるということは、大腸に腫瘍が出来、この腫瘍を便生成時に腫瘍が破けてわずかな血液が混じります。
腫瘍が無ければ便に血液が混じることはありません。
血液が反応してもまだ心配しないでください。
腫瘍には2種類あります。「良性」と「悪性」。
この診断は通常、医療機関で医師の指示の下、大腸内視鏡検査を受診し、腫瘍を採取(バイオプシー=生検)して培養します。
精密検査で良性か悪性かの診断を受けます。
ただ注意すべきは、日本人はヘモ(=痔)の症状が多い国民です。
また、女性は月経がありますので、検体採取の際は留意が必要です。
参考までに、会社や自治体の同様の検査で2回法(日を変えて同じ検査を2回実施する方法)がよく行われています。
この理由は、早期がんの発見がおよそ50%であること。
よって、2回実施することで100%に近づけるために行われています。
さらに、参考までに。正しい検体で陽性が出た場合に、やり直しは意味がありません。
そもそも付かないものが付いたのですから、精密検査を受診しましょう。
- 本来であれば、公的検診を定期的に受診して頂きたい。
- しかし、会社の基本健診に法律(労働安全衛生法)上、便(大腸がん)検査はありません。そもそも受診機会が無い。
- 受診が途切れる。
- 年1回では不安な場合は角度を変えたSUGUME検査を行い2重に確認。
- 検査期間を短縮するなどをご提案致します。
肝臓がんリスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下・B型肝炎リスク検査キット/C型肝炎リスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
比較的罹患率・死亡率の高い「肝臓がん」もその多くは感染であったことをご存じでしょうか。
原因の7割近く占めるという感染症とは?
B型又はC型肝炎ウイルスです。
日本におけるHCVの拡散要因は、静脈注射器の使いまわしや住血吸虫に加え、1940年代の戦争に伴う「ヒロポン(覚醒剤)」使用。
1960年代には輸血・買血。非加熱製剤などで拡散されました。
1980年にはHCV抗体スクリーニングにより拡散が停止されています。
今生きる我々には大変安心ですね。
日本における肝がんは明らかに減少してきましたが、生活習慣病関連に伴う肝炎が増加してきています。
- 通常の生活で感染することは極めてまれですので、生涯1回の検査を受診しておきたいものです。
- その根拠は2023年度に「労基署通達」がなされているからです。
一般には、労働基準局長が各都道府県労働局長に通知することで、労働衛生行政に関して指示をするもので「基発○○号」として示されます。
今回の場合は、労働基準局長だけでなく健康局、職業安定局、保険局の4局長が合同で、経団連を筆頭に各種事業主団体や関係団体へ、「ウイルス性肝炎の治療が劇的に進歩したことを踏まえ、肝硬変、肝がんを防ぐために、職域でのウイルス性肝炎検査の受診を促進し、治療を受けられる環境を作って頂く」ことを、事業者及び保険者の方々に広く要請しました。
会社の福利厚生で行えれば良いのですが、万一感染をしているようであれば経済事情よりも進行の確認を優先して頂きたいものです。
C型肝炎は、早期に一定の条件で治療薬があり、3か月程度で治癒できる時代となりました。
潜在患者(キャリア)の方が全国に数百万人いるとされています。
生涯に1回の検査ですので早期に受けたいものですね。
腫瘍マーカーAFP検査は特異的なたんぱく質を見つける検査です。
腫瘍マーカー検査にて感度、特異度についての理解が必要です。
梅毒リスク検査キット(指手採血:微量血液)コロナキットのようなプレートに滴下
近年急増している性感染症。
SNSによる出会い系(パパ活)等が問題(国営放送 他)とか。
症状がなくなり数か月、数年、10年単位で悪化します。
感染が早期にわかれば薬剤で治療できる病気です。
放置し、奥様等家族に感染すると、新しい命の奇形や死産のリスクが高まることも。
- SUGUME梅毒リスク検査キットは、自己検査でその場で結果が分かるので、早期に安心が得られます。
- 人に知られたくないからと、放置して悩まずに。とても廉価に解決へ導けます。
ちなみに梅毒は症状が多岐にわたるため、診断に際して医師は梅毒と疑ってかかる必要があります。
医療機関を受診する際は、恥ずかしがらずに原因になった可能性のある行為や行動について、医師の診察前に必ず伝えておきましょう。
繰り返します。
梅毒の感染は多岐に渡る症状でもあり、一般診療科の先生において、梅毒と疑ってかからないと診断が困難な病気と専門医は言っています。
具体例として、咽頭違和感をきっかけに受診した例では、梅毒が疑われず、診断までに時間がかかるケースも。
病期によって多彩な症状を示す「偽装の達人」と専門医が語る「梅毒」を、医師たちはどのように疑い、診断するか。
患者の情報がとても大切。
つまり患者もヘルスリテラシーを高めることが重要と言えます。
ちなみに梅毒の検査は、一般的には抗体検査です。
抗体とは免疫反応です。
何らかの行為の後、通常免疫反応による抗体の出現には1か月ぐらいかかると言われています。
検査をするタイミングも重要ですね。
治療後の抗体価の確認も同様に、下がるのに時間がかかります。
この記事について
この度のSUGUME感染症・がん検査キットの紹介およびご提案は、本来の制度での受診が困難な方や、がん検査・検診に関心のない方にとって、気づきや行動変容の機会となることを目的としています。
SUGUME検査キットは、既存の検査と取って代わるものではなく、本来の制度への架け橋です。
がん検診の受診間隔
通常毎年受診することが好ましいです。
その理由は、毎日コピーミスで5,000個程度の異常な細胞が生まれているからです。
通常は免疫がすべて処理していますが、偶発的な事象の中の1つが癌細胞化して育ち始めます。
現在の医療技術では、およそ1㎝ぐらいの大きさ(早期)でようやく発見することができます。
癌細胞は1㎝まで育つのに、およそ10年から30年かかると言われます。
そして、2㎝まで育つと転移がはじまり、レイトステージ(重症度が高い)となり完治が困難となります。
この1㎝から2㎝まで育つのに1年から2年と言われています。
この1㎝から2㎝まで育つ期間は人や部位により異なるため、定期的な受診が重要なわけです。
「50歳になったから」と、節目検査(単発)はあまり意味がありません。
留意事項
がんと診断されて、3割以上の人が退職してしまっています。
早まらないでください。
早期発見のがんは9割以上が完治しています。
また、がんの治療は「放射線治療」「化学療法」「手術」と選択肢があります。
放射線治療は数回受診するだけで終了することもあり、働きながら受診することもできます。
セカンドオピニオンも受け、正しい知識で選択することをおすすめ致します。
厚労省委託事業「がん対策推進企業アクション」発行の冊子等をご参照下さい。
「働く人ががんを知る本」ご案内 – まさか自分が、がんになるとは。
https://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/susume/2019/index.htmlがん対策推進企業アクション
がんと診断された場合
がんと診断されて、およそ34%の方が退職をしているようですが、現在の治療技術は進み、早期であれば多くのがんは90%以上(95%-98%)と治癒しています。
ヘルスリテラシーが低いゆえの早まった行動はもったいないと言えます。
治療の方法も「外科的手術」以外に放射線治療、化学療法による治療も進んでおり、海外における子宮頸がんでは治療では80%は放射線治療。
しかし、日本では80%が手術です。
つまり、選択肢を知らないことが原因の様ですので、セカンドオピニオンなどを知っておくとよいですね。
- 最も多い死因は癌
- がんは不治の病ではない
- がんに罹患(りかん)する原因が分かってきた。つまり予防ができる
- がん検診は企業には課せられていない
- 公的がん検診は5種類(大腸、胃、肺、乳房、子宮)
がんと社会情勢:電撃的な人口減少始まる
つまり、生産人口の減少。
女性の社会進出が進む。定年延長により高齢者雇用が進む。
ということは、会社の生産性や企業価値を保持増進するためには、職員やその家族に対する優しさが必要です。福利厚生の充実は不可避ともいえます。
経産省のリクルート調査では、親やリクルーターが1番に望むのは収入よりも福利厚生。
有能な人材を雇用するために、有能な人材を育てるために健康への投資は不可欠です。
在職中のがん患者などは避けたい。対策を考えましょう。
最後に
紹介した通り、女性特有の子宮頸がんや乳がんは若年化しており、受診率の低さに「恥ずかしい」「痛い」という問題があります。
胃がん(ピロリ菌)、肝臓がん(BC肝炎ウイルス)は感染症が原因で発症するがんです。
生涯に1回の検査ですので、早期に実施をして頂きたいです。
ピロリ菌を保菌していると、消化器疾患にも影響が及ぶことがあります。
従業員がプレゼンティイズム(生産性が低い状態で働いている状態)から解放されれば、生産性の向上が見込めます。
経営者の視点。健康部局担当の視点。個人各々の視点で、感染症・がん検査と向き合って頂きたいです。
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