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糖尿病検査キットのおすすめ5選!自宅で血糖値をセルフチェックしてみよう
糖尿病検査キットのおすすめ5選!自宅で血糖値をセルフチェックしてみよう
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糖尿病検査キットとは?使い方や選ぶ時のポイント・結果の見方を解説

厚生労働省の調査によると、2016年時点で糖尿病患者数は約1,000万人にものぼるそうです。

予備軍も同程度の水準なので、糖尿病は実に身近な病気といえるでしょう。

ただ、「病院に行く時間がない」「糖尿病の確信がない」などの理由から、病院での診断を先延ばしにする方も少なくありません。

そこでおすすめなのが、薬局などでも市販されており、自宅で手軽に糖尿病のリスクが調べられる糖尿病検査キットです。

本記事では、糖尿病検査キットの使い方や結果の見方、具体的な製品などを紹介します。

糖尿病検査キットとは

糖尿病検査キットとは

糖尿病検査キットとは、自分で検体を採取して糖尿病のリスクを測定する製品であり、薬局やウエルシアなどのドラッグストア、Amazonといったネット通販でも市販されています。

分析対象となる成分によって検体は異なりますが、基本的には血液と尿の2種類に分かれます。

尿の場合、一般的な尿検査とほぼ同じ手順となり、血液でも専用器具で簡単に採血が可能なので、検査キットが初めての方もスムーズに使用できるでしょう。

ただし、糖尿病検査キットによって食事制限の条件などが変わるので、詳細は薬局のスタッフや付属の説明書を確認してみてください。

糖尿病検査キットのおすすめ5選

ここからは、初心者におすすめの糖尿病検査キットを5つ紹介します。

検査キットごとの使い方や商品詳細、料金なども掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

DEMECAL 生活習慣病+糖尿病セルフチェック

DEMECAL 生活習慣病+糖尿病セルフチェック

出典:血液検査キット.jp

DEMECALの生活習慣病+糖尿病セルフチェックは、脂質、腎機能、HbA1cといった12項目から糖尿病の罹患を検査できる検査キットです。

年間利用実績約20万個、厚労省承認と信頼性も高く、その他生活習慣病もワンストップで調べることができます。

総合的に自分の状態を知りたい方には、特におすすめの検査キットといえるでしょう。

  • 税込料金:7,370円
  • 検体:血液
  • 検査キットの使い方:ランセットで採血し、検査機関へ郵送

引用元:生活習慣病+糖尿病セルフチェック | 血液検査キット.jp

新ウリエースTM BT

新ウリエースTM BT

出典:テルモ

新ウリエースTM BTは、尿を付属の試験紙にかけた後、最短30秒ほどで結果がわかる検査キットです。

採血が苦手な方には特におすすめであり、判定後はそのままトイレに流せます。

ただ、手順を誤ったり、食後の時間などを測り間違えたりすると、精度が下がる可能性があります。

新ウリエースTM BTは複数の試験紙がセットになっているので、もし検査結果に不安がある場合は、何度か試してみると良いでしょう。

  • 税込料金:1,047円〜
  • 検体:尿
  • 検査キットの使い方:試験紙に尿をかけて自己判定

引用元:新ウリエースBT|尿検査薬|テルモ 一般のお客様向け情報

Health Wave Japan 尿検査(ピロリ菌・蛋白・糖・潜血)

Health Wave Japan 尿検査(ピロリ菌・蛋白・糖・潜血)

出典:健康管理館Webshop -郵送検査キットの販売-

Health Wave Japanの尿検査は、ピロリ菌・蛋白・糖・潜血に対応した検査キットです。

自己判定ではなく、登録衛生検査所が精密分析を行うため、一定の精度を求めつつ、採血が苦手な初心者には特におすすめといえるでしょう。

価格はやや高価な印象ですが、糖尿病だけでなく、腎臓系、尿路系も一度に調べられるメリットがあります。

血液ベースの検査キットと併用すれば、より多角的に糖尿病か調べることも可能です。

  • 税込料金:7,700円
  • 検体:尿
  • 検査キットの使い方:尿を専用容器で採取して検査機関に郵送

引用元:尿検査(ピロリ菌・蛋白・糖・潜血) – 生活習慣病検査 [健康管理館Webshop -郵送検査キットの販売-]

mierukara 糖尿病リスク検査

mierukara 糖尿病リスク検査

出典:mierukara

mierukaraの糖尿病リスク検査は、登録衛生検査所による高精度の検査に加え、採尿の手軽さも備えた検査キットとなります。

スマホで検査結果を確認できるだけでなく、ユーザーは無料の専用窓口からコンシェルジュに相談することも可能です。

陽性判定時はもちろん、陰性でも日頃の体の悩みを聞けるので、サポート体制を重視する方にはおすすめといえるでしょう。

  • 税込料金:非公開
  • 検体:尿
  • 検査キットの使い方:尿を専用容器で採取して検査機関に郵送

引用元:糖尿病リスク検査 – mierukara

JML メタボリックシンドローム+生活習慣病検診

JML メタボリックシンドローム+生活習慣病検診

出典:JML

JMLが提供する検査キットは、数滴の血液からメタボリックシンドロームと生活習慣病をワンストップで検査できます。

メタボリックシンドロームは、高血圧、肥満、高血糖などのうち2つ以上が合併した状態を指し、糖尿病と同じく注意するべき病態です。

メタボリックシンドローム以外の生活習慣病が不安な場合も、本製品を検討すると良いでしょう。

  • 税込料金:4,563円
  • 検体:血液
  • 検査キットの使い方:専用器具で採血して検査機関に郵送

引用元:郵送健診 申込書 生活習慣病健診セット メタボリックシンドローム+生活習慣病検診申込セット 郵送検診キット 申込書:マツカメショッピング

糖尿病検査キットの選び方

糖尿病検査キットの選び方

次は、糖尿病検査キットを選ぶ際に見るべきポイントを3つ解説します。

採血の有無

血液を分析するタイプの糖尿病検査キットは、「ランセット」という小針が付いた器具で指から採血する必要があります。

注射に比べて痛みは感じない仕様となっていますが、それでも採血自体に抵抗を覚える方も多いでしょう。

そのため、採血が苦手な場合は、尿で検査できる検査キットを選んでみてください。

検査の期間

糖尿病検査キットを選ぶ際は、検査にかかる期間も確認するのがおすすめです。

郵送タイプの検査キットは、検査機関に検体が到着してから結果がわかるまで数週間程度の期間を要します。

もし、できる限り早く結果が知りたい方は、その場で判定が表示されるセルフチェックタイプの製品を選ぶと良いでしょう。

中には最短数分〜十数分で糖尿病のリスクがわかる検査キットもあるので、スピードを重視したい方は検討してみてください。

検査の精度

糖尿病検査キットは、検査方法などによって判定の精度に差が出るケースがあります。

たとえば、その場でわかる検査キットは、最大限スピーディーかつ簡易的に糖尿病のリスクを判断するのが目的です。

価格も比較的リーズナブルではあるものの、手順を間違えると検査精度が下がる可能性があります。

対して、郵送タイプは医療機関と同等の設備・技術を持つ検査機関が分析を行うので、一定以上の精度が担保されており、検体不足の場合も教えてもらえるでしょう。

もちろん、100%の精度を保証するものではありませんが、検査の精度を重視するなら、検査機関が分析を行う製品がおすすめです。

検査結果の見方を解説

検査結果の見方を解説

糖尿病検査キットは、初心者でもわかりやすく情報を整理した状態で、結果を通知してくれます。

ただ、事前に数値などの見方を覚えておいた方が、冷静かつスムーズに検査結果を判断できるでしょう。

以下で、血糖値の正常値や高血糖・低血糖の基準などを解説するので、ぜひ参考にしてください。

正常値の目安

糖尿病の代表的な指標として用いられる血糖値は、以下のように正常値が定められています。

  • 決闘時(空腹時):100mg/dl未満
  • 血糖値(食後):140mg/dl未満

いずれもややオーバーしている程度なら問題ありませんが、その後数値が高まるに連れて糖尿病のリスク度合いも上昇します。

一方、あまりに数値が低すぎると低血糖状態となり、こちらも重篤な症状につながりかねないので、次の見出しで詳しく見ていきましょう。

高血糖・低血糖の判断基準

血糖値をチェックするうえでは、高血糖・低血糖の判断基準についても押さえておく必要があります。

なお、下表の「予備軍型」から要警戒水準で、「糖尿病型」の数値であった場合は、糖尿病に罹患しているものとして判断されます。

血糖値(空腹時) 血糖値(食後)
正常高値血糖 100-109mg/dl
予備軍型 110-125mg/dl 140-199mg/dl
糖尿病型 126mg/dl以上 200mg/dl以上

引用元:糖尿病かもと思ったら行うべき2つの検査 | 赤羽もりクリニック

また、血糖値を見る際は、低血糖にも注意しなければなりません。

一般的な基準としては、70mg/dL以下を目安にすると良いでしょう。

糖尿病の危険はありませんが、低数値になるほど重篤な症状を引き起こし、最悪の場合命にも関わります。

血糖値 症状
約70mg/dl以下 発汗、不安感、動機、手や指の震えなど
50mg/dl程度 頭痛、生あくび、目のかすみなど
50mg/dl以下 痙攣、昏睡、異常行動など

中には無症状で血糖値が下がり、自覚のないまま低血糖症に陥るケースもあるので、高血糖と同様によく確認しましょう。

引用元:糖尿病情報センター

HbA1cとの関係

HbA1cは、血中に存在する糖化ヘモグロビンの割合を示した数値です。

ヘモグロビンは、酸素を運搬する役割を持ったタンパク質の一つで、赤血球中に存在します。

そして、血中のぶどう糖と結合することで糖化ヘモグロビンに変化する性質を持っており、血液に対する量が多いほど、HbA1cが上昇するというわけです。

HbA1cの具体的な判断基準は以下の通りで、高数値なほど糖尿病のリスクも高まります。

糖尿病のリスク HbA1c
正常 5.6% 未満
予備軍型 5.6-6.4 %
糖尿病型 6.5 %以上

血糖値は短期的な食事制限・改善などで一時的に下げられますが、HbA1cは改善するまでに1〜2ヶ月を要します。

性質が異なるHbA1cと血糖値を合わせてチェックすることで、糖尿病を早期発見できる確率が向上するでしょう。

気になる症状があれば早めに病院を受診しましょう

気になる症状があれば早めに病院を受診しましょう

糖尿病検査キットは、ウエルシアやマツキヨなどのドラッグストアなどで市販されており、専門の検査機関が検体を分析するので、高精度の検査結果が期待できます。

ただ、どの製品も100%の精度を保証するものではありません。

検査キットの結果と実際の状態が異なる「偽陽性・偽陰性」となる可能性もゼロではないのです。

そのため、もし検査キットで陰性反応が出ても、以下のような糖尿病の初期症状や、何らかの違和感がある場合は、早めに医師の診断を受けましょう。

  • 喉の渇き
  • 多飲、多尿
  • 倦怠感 など

糖尿病は、視力低下や人工透析を要する腎機能低下などの合併症も引き起こしかねません。

早い段階から治療が始められるよう、検査結果と自分の状態も加味しながら総合的に判断してみてください。

記事まとめ

記事まとめ

糖尿病検査キットは、自宅で簡単に検体を採取し、手軽に糖尿病のリスクが確認できる製品です。

簡易的な手順で器具もシンプルなので、初めてでもスムーズに使えるでしょう。

本記事ではおすすめの検査キットや使い方、結果の見方を紹介してきたので、ぜひ糖尿病の早期発見に役立ててください。

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