大腸がん検査キットの使い方がわからない、どう使えばいいかわからなくて困っている方必見!
様々な癌種別の中でも大腸がんは特に罹患数が多いため、早期発見には医療機関での検診だけでなく、大腸検査キットでこまめにリスクを判定するのも重要です。
しかし、「大腸がん検査キットの使い方がわからない、どう使えばいいかわからなくて困っている」「どの検査キットがいいか知りたい」などの疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、人気の大腸がん検査キットやそれぞれの使い方、不安な場合の対処法などを詳しく解説します。
大腸がん検査キットはどう使えばいい?人気キットの使い方を紹介
まずは大腸がん検査キットの中でも人気が高いものを5つ紹介します。
- N-NOSE(エヌノーズ)
- DEMECAL(デメカル)
- miSignal(マイシグナル)
- GME
- SUGUME(スグミー)
それぞれの使い方も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
N-NOSE(エヌノーズ):検体採取後に指定場所へ4時間以内に提出するか郵送
特定の成分に反応する線虫を利用したN-NOSEは、世界初の仕組みを導入した大腸がん検査キットとして高い注目を集めています。
20件以上の特許を取得し、受験者数も数十万人にのぼる検査キットのため、信頼性についても十分といえるでしょう。
- 大腸検査キット料金:16,800円(定期購入15,800円)
- 大腸検査に要する期間:検体提供から約4〜6週間後
N-NOSEは大腸がん以外に多種多様な癌種別をチェックすることが可能です。
尿で手軽に調べられるので、採血が苦手な方でも手軽に取り組めるでしょう。
ただ、検査結果がわかるまでに1か月程度の期間を要するため、急いでリスク判定したい方には不向きな可能性があります。
検体採取から4時間以内に最寄りの検査機関へ持ち込むか、有料の集荷サービスを利用する必要がある点にも注意しましょう。
N-NOSEの使い方
N-NOSEはどんな癌種別でも尿で検査することが可能です。
以下が具体的な使い方となるため、利用する前に押さえておきましょう。
- N-NOSEのアカウントをwebで発行して検体の提出予約をする
- 付属キット(尿採取器具など)を確認する
- 検体採取後に指定場所へ4時間以内に持ち込むか郵送する
- マイページか検索結果表で確認する
N-NOSEは全国各地の医療機関と提携していますが、もし近くにない場合は郵送も検討してみてください。
DEMECAL(デメカル):検体を返信用封筒で郵送
DEMECALはp53抗体などの成分から大腸がんのリスクを判定する採血タイプの大腸がん検査キットであり、生活習慣病や感染症に対応した製品も提供されています。
自社の検査機関は登録衛生検査所の認可を受け、厚生省から管理医療機器としても承認を受けています。
- 大腸検査キット料金:12,100円〜
- 大腸検査に要する期間:検体提供から3〜5営業日
なお、DEMECALは性別ごとに検査キットが分かれているため、大腸がんのみならず乳がんや前立腺がんなども調べたい場合は、それぞれに対応したものを選びましょう。
DEMECALの使い方
DEMECALは公式サイトでも動画で使い方を解説しているので、以下の手順と合わせてチェックすることで、よりスムーズに利用できます。
- 検査キット(ランセット、吸引器など)を確認する
- 空腹時にランセットで採血する
- 検体を返信用封筒で郵送する
- 検体到着から3日程度で結果のメールが送信される
ランセットは極小の傷をつけて血液を採取するため、一般的な注射より負担は少ないでしょう。
ただ、どうしても採血に不安を感じる場合は、検尿・検便タイプの検査キットも検討してみてください。
miSignal(マイシグナル):送状で検体を郵送
AIとマイクロRNAという技術を組み合わせたmiSignalは、採尿タイプでスピーディーに大腸がんのリスク判定が行えます。
ステージ1でも検知できる精密性に加え、数十もの専門機関が開発に携わった信頼性もmiSignalの魅力の一つです。
- 大腸検査キット料金:16,000円〜69,300円
- 大腸検査に要する期間:検体提供から一ヶ月以内
*マイシグナル・スキャンの料金
ちなみに、miSignalは「ライト」と「ナビ」といった別タイプの製品も提供しています。
- ライト:癌種別は特定できない
- ナビ:罹患しやすい癌を解析する
大腸がんを含むその他の癌リスクも特定したいなら、スキャンを選びましょう。
miSignalの使い方
miSignalは検査キットの内容や使い方が比較的シンプルなので、初めてでも迷わず利用できます。
- 検査キット(使い方のマニュアルや採尿器具など)の内容を確認する
- 専用の容器で検体を採取する
- 付属の送状で指定機関へ郵送する
検査結果は検体到着から一か月程度で郵送されますが、web上でも確認が可能です。
GME:同封の送状で郵送
GMEが提供するがん検査キットは、大腸がんに加え、胃がん、肺がんに対応した製品も販売されています。
比較的手を出しやすい価格設定で、安価なローコストパッケージもリピーターには重宝するでしょう。
- 大腸検査キット料金:14,510円〜16,430円
- 大腸検査に要する期間:検体到着から4日程度
GMEは検体採取の負担が少なく、比較的スピーディーに結果がわかる点もおすすめできる理由です。
GMEの使い方
GMEの大腸がん検査は2日に分けて便を採取します。
同じ検体を一つの容器に入れた場合、検体再提出となってしまうので、使い方には注意しましょう。
- 検査キット(検便容器など)を確認する
- 専用の容器で2日に分けて便を採取する
- 返送用の袋に入れて同封の送状で郵送する
万が一検体採取に失敗しても、GMEは採り直し用の検査キットを無料で取り寄せられます。
公式サイトの解説動画でも詳しく使い方が詳細されているので、焦らず手順を踏んでみてください。
SUGUME(スグミー):検査カードに混合液を垂らして判定をチェック
SUGUME(スグミー)は、検体採取後に数分でリスク判定が可能なセルフチェックタイプの大腸がん検査キットです。
一般的な製品はどれだけスピーディーでも数日を要するため、すぐに結果が知りたい方には特におすすめといえるでしょう。
- 大腸検査キット料金:単品4,980円、法人向け定期購入約10,000円/一人あたり年間(最低10人〜)
- 大腸検査に要する期間:最短5分〜15分程度
SUGUMEはごく少量の便を採取するだけで済むので、採血が苦手であったり、数日に分けて検便する方法に手間を感じたりする場合にも重宝します。
約5,000円と比較的手軽なコストで購入できる点も大きなメリットです。
SUGUMEの使い方
SUGUMEの具体的な使い方は以下の通りです。
- 検査キット(検体採取管、採便シートなど)を確認する
- 便をシートで採取して専用液と混ぜる
- 検査カードに混合液を垂らして判定をチェックする
トータル数十分程度でリスク判定まで完結するので、家事や仕事で忙しい方でも手軽に実施できるでしょう。
大腸がんは早期に発見すれば完治が見込める
大腸がんは様々な癌種別の中でも特に罹患数が多く、発見が遅れて死亡するケースも決して少なくはありません。
大腸がん罹患数
1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|
総数 | 大腸 | 肺 | 胃 |
男性 | 前立腺 | 大腸 | 胃 |
女性 | 乳房 | 大腸 | 肺 |
死亡数
1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|
総数 | 肺 | 大腸 | 胃 |
男性 | 肺 | 大腸 | 胃 |
女性 | 大腸 | 肺 | 膵臓 |
参照:国立がん研究センター, 国立がん研究センター2022年度の調査
実際に、大腸がんはステージ4まで進行してしまうと、3年生存率は20%以下にまで低下します。
しかし、ステージ3までに治療を開始した場合の3年生存率は80%前後であり、十分に完治が見込める病なのです。
そのため、一般的な癌検診だけでなく、大腸がん検査キットも併用して可能な限り早い段階で治療できるようにしましょう。
血圧が高いなど、不安がある場合や気になることがある場合は検診を受けましょう
大腸がん検査キットはいずれも100%近い精度を誇りますが、あくまで罹患のリスクを判定するものであり、もし低リスクであっても安心しきるのはおすすめできません。
事実、大腸がん検査キットは低確率で偽陰性(実際の病状と異なる判定結果)がでるケースもあるので、以下のような気になる症状がある場合は、専門機関で検診を受けるようにしましょう。
- 血圧が高い(高血圧のある人は大腸がんを発症するリスクが高い)
- 倦怠感や恒常的な発熱がある
- 体のどこかに痛みを感じる
- 単純に検査結果に不安がある
ただ、大腸がんを早期発見するうえで、定期的ながん検査キットの実施が効果的な手段であることはたしかです。
自身の違和感や不安に目を向けつつ、こまめに大腸がん検査キットも活用して早期発見を目指してください。
検査キットの使い方まとめ
この記事では、大腸がん検査キットをどう使えばいいかわからなくて困っている方に向けて、人気の大腸がん検査キットやそれぞれの使い方、不安な場合の対処法などを詳しく解説しました。
大腸がんのステージ4における3年生存率は20%と低く、実際の罹患数・死亡数ともに決して少なくはありません。
しかし、早い段階で治療を始めれば十分に完治する見込みがあり、大腸がん検査キットと医療機関での検診を併用すれば、早期発見の確率を高められるでしょう。
本記事では、数ある製品の中でも特に人気が高い大腸がん検査キットをピックアップし、それぞれの使い方も詳しく解説してきたので、ぜひ自分に合ったものを選んでみてください。
予約・郵送不要のSUGUMEなら当日に最短5分で結果をチェックできます
そして、今回おすすめしたSUGUMEは、手順が簡単なうえに最短5分で大腸がんのリスクを判定することができます。
ただ、その他の癌検査にも対応しているものの、そのためには専用の検査キットを購入しなければなりません。
もし、コストの負担を押さえて複数の癌検査をセルフチェックしたいなら、法人向けのSUGUME +(プラス)がおすすめです。
SUGUME +は法人単位で契約が可能で、社員一人につき年間約10,000円、200ポイントが付与されます。
がん検査キット一つごとに60ポイントで交換できるため、1年で3種の癌リスクがリーズナブルな料金で調べられるということです。
その他にも、通常のSUGUMEにはない以下のような利点があります。
- 24時間365日SUGUME専属の専門家に相談できる
- 高リスク判定後に癌が確定した場合5万円の見舞金がもらえる
- 社員の家族もポイントでがん検査キットが使える
- 健康経営優良法人の認定が受けられる
低コストながら企業の福利厚生を充実させ、社員の健康維持にもつながるので、ぜひ検討してみてください。
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